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【石川】魅惑の美少女 会いに来て 松岡理恵アナ、11日から初個展

ジャンル・エリア : 展示 | 石川 | 芸術  2018年04月04日

自身の作品を手にする松岡理恵さん=金沢市内で

自身の作品を手にする松岡理恵さん=金沢市内で

長年創作の絵や詩を披露

 人を引きつけ、時に惑わす美少女を絵と言葉で表現する-。エフエム石川(金沢市)のパーソナリティーである松岡理恵さん(38)が4月からフリーアナウンサーとして独立し、アート活動にも挑む。11日から初の個展を市内で開き、長年温めてきた絵や詩を発表する。「私の秘密を公開するので見に来てほしい」と話す。(押川恵理子)

 アナウンサーの仕事は華やかに見られるが「普段はおとなしくて、朗読会もしたくないくらい」と苦笑いする。「暗かったり、退廃的な世界が好きなんです」。そんな松岡さんが描く少女画は「不思議の国のアリスのようだったり、どこかグロテスクだったりする」という。展示会場では「女の子を採集する」と題した朗読のパフォーマンスを金沢大の女子学生と繰り広げる。

 「小悪魔的で、男性を翻弄(ほんろう)する、室生犀星の小説『蜜のあわれ』に出てくる女性のような美少女にひかれる」と話す。一方で、女性を若さや外見だけで評価したり、「常に元気で明るい母親像」を押しつけたりする一部の風潮には憤る。そんな思いも作品には込めた。「苦労している女性に見てもらいたい」と願う。

 松岡さんの曽祖父は、犀星の小説「性に目覚める頃」に出てくる詩人、表棹影(とうえい)(享年18)の弟だ。そんな縁もあり、魅了された犀星の文学から着想した作品も飾る。「現代風にリメークし、犀星ら金沢三文豪の魅力を若い世代にもっと広められたら」と話す。愛書の紹介コーナーも設ける。

 金沢市出身の松岡さんは工芸や絵画が好きな家族に囲まれて育った。「小さいころは友達ができなくて、でも女の子を描いていると、人が集まってくれた」と振り返る。金沢桜丘高校では美術教師で画家の開光市さんから絵を学んだ。「自分には美大なんて無理」と思い、金沢大経済学部に進学したが、創作は続けてきた。その作品がギャラリー店主の目に留まった。

 個展は同市山の上町の山ノ上ギャラリーで11~15日、午前11時~午後6時(14日は午後8時)に開かれる。(問)同ギャラリー076(251)7411

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