ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 果物 | 特産 2018年04月12日
一宮市今伊勢町馬寄の和菓子店「野田屋菓子舗」のイチゴ大福と赤飯まんじゅうが、同市観光協会が認定する「一宮市観光物産品」の推奨品に選ばれた。
創業40周年を迎えた1985年に、2代目の野田満男さん(68)が「他にないイチゴ大福を」と考案。白あんを規格外のイチゴと炊き、ピンク色に染めた。3代目の錦市さん(37)は「白あんはイチゴと味のなじみが良く、もう一つ食べたいと思う味」と胸を張る。
津島市や豊橋市、岐阜県などの大粒のイチゴを、伸びが良く舌触りのなめらかな羽二重生地が包む。毎日一つ一つ手作りしている。
赤飯まんじゅうは、ヤマトイモなどの粉を使った皮で赤飯を包んだ一品。塩漬けにした桜の花びらが乗り、甘い皮との調和が楽しめる。出産や入学などの祝い事用に買い求める客が多いという。
野田さんは「これからも素材の良さを生かした和菓子を作っていきたい」と話している。イチゴ大福、赤飯まんじゅうともに180円(税込み)。全国発送も可能。(問)野田屋菓子舗=(0120)137280
(高本容平)