ジャンル・エリア : テーマパーク | 富山 | 展示 | 花 | 芸術 2018年05月15日
植物の特徴を正確に描いた植物画が並ぶ「私の植物画展」が、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で開かれている。30日まで。全国の愛好者から集まった127点を展示する。
植物画はボタニカルアートとも呼ばれ、精密に植物のつくりを観察して描き、芸術性もあるという。同園では1996年の全面開園から毎年開いている。ヤマザクラは枝や葉の色を水彩絵の具で優しく再現。キカラスウリは夏と秋で色を変える実や花を同じキャンバスに描き、植物図鑑を見ているようだ。
滋賀県湖南市から絵画仲間と訪れた女性(62)は、自身もキクの作品を出展。「桜がすごかった。いつかあんなの描きたい」と話していた。山下寿之栽培展示課長は「初心者から植物画の先生まで一緒に展示している。比べられるのが面白い」と来場を呼び掛けた。
入園料は大人500円、高校生以下および70歳以上無料。
(柘原由紀)