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【長野】乗鞍BASE 長野県松本市

ジャンル・エリア : グルメ | テーマパーク | | 甲信越 | 自然  2018年05月17日

ジップラインでゴールに向かって下り降りる

ジップラインでゴールに向かって下り降りる

大人も夢中“空中散歩”

 乗鞍岳を間近に望むことができる長野県松本市の「乗鞍BASE いがやレクリエーションランド」が、今月にリニューアルオープンした。目玉の「アドベンチャーパーク」は高度感とスリル満点。大人もわんぱく気分で空中散歩を楽しむことができる。

 カラマツ林にある同パークは樹上にワイヤが張り巡らされて、いろいろな関門がある。2コースあって、全長は合わせて400メートル。ヘルメットとハーネスで身を固め、滑車の付いた確保器具をワイヤにセットしてスタートした。丸木橋や綱渡りなど、バランス感覚とともに腕力も必要だ。前を行く女性2人も「あー、腕がつるよ」と苦笑い。こちらは足がつりそうだ。各所にテラスがあるので、休憩して息を整える。

 ジップラインと呼ばれるゾーンでは、滑車に身を任せて空中移動したが、後戻りしてしまい中ぶらりんになってしまった。頭の中は真っ白になったが、落ち着いたスタッフの指示と女性の応援もあって、ロープをつかんで、なんとかクリアした。ただ、この浮遊感は、やみつきになりそうな気持ちよさだ。

 最後は9メートルの高さからジップラインで下り降り、チップの敷かれた地面に尻もちをついてゴールした。晴れていれば、乗鞍岳に向かって飛んでいくような感覚が味わえるという。15ヘクタールの敷地にはオートキャンプ場やカフェ、星の展望台もあって、「山遊びの基地」として人気が出そうだ。

木の上にあるコースをバランスを取りながら渡る女性=いずれも長野県松本市で

木の上にあるコースをバランスを取りながら渡る女性=いずれも長野県松本市で

 山遊びはおなかがすく。たまたま立ち寄った同ランド北東にあるレストハウス「チロル」で、もりそば(天ぷら付き)を注文すると、いきなり皿に季節の山菜の盛り合わせが出てきた。「これは注文していませんよ」と告げると、おかみさんが笑顔で、「皆さんにサービスです。おじいちゃんとおばあちゃんの店なので時間がかかりますが、待っててくださいね」と丁寧だ。後から入ってきたもう一組にも同じ対応だ。

 皿にはコゴミやフキに交じって、行者ニンニクのしょうゆ漬けまである。さらに出てきた生はみそを付けてがぶり。強烈なニンニクの香りが口いっぱいに広がった。30分ほどすると熱々のコシアブラやフキの天ぷらなどとともにそばが出てきた。そばは隣の畑で栽培、山菜も近くの山に自生しているという。これぞ、山のごちそうだ。当初、取材予定はなかったが、店を出る直前に変更。分け隔てのないおもてなしとともに山里のぬくもりを感じることができた。 (柳沢研二)

 ▼ガイド アドベンチャーパークは1コース大人3600円、子ども2600円、2コース大人4600円、子ども3600円。マウンテンバイクツアーなどもある。基本的に火曜休み。(電)0263(88)0300。レストハウス「チロル」は午前11時~午後4時で不定休。もりそば(天ぷら付き)1200円、大盛りは1500円。(電)0263(93)2408

(中日新聞夕刊 2018年5月17日掲載)

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