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【愛知】ナンテンに乗った手作りサル展示 一宮

ジャンル・エリア : 動物 | 展示 | 愛知  2018年05月24日

色とりどりのかわいらしいサルの置物が並ぶ=一宮市新生1のいちい信用金庫駅西支店で

色とりどりのかわいらしいサルの置物が並ぶ=一宮市新生1のいちい信用金庫駅西支店で

 一宮市末広1の「いきいき親和サロン」のメンバー15人が手作りしたサルの置物計70点が、同市新生1のいちい信用金庫駅西支店で展示されている。「難を転じて」縁起が良いとされるナンテンの木に乗った愛らしい姿が、来場者を楽しませている。6月8日まで。

 サロンではほぼ毎月、地域の希望者が自主的に集まって工作や体操、タブレット端末を使った脳トレを楽しんでいる。今回は、身近にある生地を使った手芸を趣味とする坂(ばん)正子さん(73)=同市昭和1=が、置物の作り方を教えた。

 長さ30センチほどのナンテンの木に、身長2センチのサルが9匹、並んで乗る。サルはちりめんで作った着物を羽織り、刺しゅう糸の帯を締めている。

 顔には、フウセンカズラの種を使用。ハート形の模様がサルの顔にぴったりという。いずれの作品も、ちりめんの色や木の曲がり具合、太さなど、個性にあふれている。

 坂さんによると、ナンテンには「難を転ずる」、「9匹のサル」には「苦が去る」との意味を込めた。

 サロンの葛島克己代表(77)は「皆で和気あいあい、助け合いながら完成させた力作をぜひ楽しんで」と話している。(問)葛島さん=0586(45)7784

 (高本容平)