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【福井】若狭湾行き来した船の変遷 小浜の歴史博物館でテーマ展

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 福井  2018年07月06日

船の模型や関連写真などを展示したテーマ展=小浜市の若狭歴史博物館で

船の模型や関連写真などを展示したテーマ展=小浜市の若狭歴史博物館で

 北前船の寄港地として小浜市が日本遺産に認定されたことにちなんだテーマ展「ふねは進むよ どこまでも~若狭湾とふねの歴史」が30日、同市の県立若狭歴史博物館で始まった。8月19日まで。

 北前船が活躍した江戸時代から近代を中心に、若狭湾を行き来した船の移り変わりを、模型や写真などの関連資料で紹介している。約60点を展示した。

 明治時代に現在の美浜町で回船業を営んだ旧家が所蔵する「船絵馬」は初公開。タイプが異なる3種類の帆船を描いた珍しい資料だ。敦賀市立博物館から取り寄せた模型「弁財船(べざいせん)」は、船主らが航行の安全を祈願して奉納したとされる。江戸時代後期の1846(弘化3)年の模型で、この頃から大量輸送を可能にしたことが船の形状から分かるという。

 このほか、1919(大正8)年の旧小浜水産高校の漁業実習船2代目「雲龍丸」や、戦中は軍用船にもなった小浜市田烏の巾着(きんちゃく)網漁船の模型も興味深い。担当者は「若狭湾を行き来した船が形や役割を変え、人々の生活を支えてきたことを知ってほしい」と来館を呼び掛けている。

 開館は午前9時から。常設展料金(大人300円)で観覧できる。

 (池上浩幸)

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