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【静岡】「葉音」ラスクなど発売へ ヤタロー新ブランド

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 特産 | 静岡  2018年07月10日

ヤタローが新たに展開する「葉音-HANON-」シリーズの(左から)抹茶バウムクーヘンと抹茶ラスク=浜松市中区の浜松商工会議所で

ヤタローが新たに展開する「葉音-HANON-」シリーズの(左から)抹茶バウムクーヘンと抹茶ラスク=浜松市中区の浜松商工会議所で

 パン・菓子製造のヤタロー(浜松市東区)は、県産の抹茶を使った菓子の新シリーズ「葉音(はのん)-HANON-」を展開する。第1弾として16日に抹茶バウムクーヘンと抹茶ラスクを発売する。全国的に知られる「治一郎(じいちろう)」に続くブランド化を目指す。

 抹茶バウムクーヘンは一口サイズの4個入り(378円)。生地に抹茶をふんだんに入れ、低温でじっくり焼き上げることで茶の香りや色合いを引き立たせた。抹茶ラスクは2枚1袋の計4袋入り(486円)。生地に抹茶を使ったフランスパンに、抹茶を練り込んだバターを表面に塗って焼き上げた。

 主に藤枝市で生産された抹茶を使用。包装にはつや消しのアルミ素材を使い、茶葉の缶や袋を連想させるデザインとした。「静岡抹茶のお菓子の新たな定番として、国内外から県内を訪れる人に召し上がってほしい」と担当者。「葉音」の今後の展開については「バウムクーヘンのホール売りや、ミルクまんじゅうといった商品にも挑戦したい」と意気込む。

 抹茶バウムクーヘン2袋と抹茶ラスク3袋を合わせた贈答用セット(1296円)もある。16日から東区丸塚町のヤタロー工場直売店で販売。その後、県内や近隣県の東名、新東名高速道路のサービスエリアでも順次売り出す。

(久下悠一郎)