ジャンル・エリア : 富山 | 果物 | 特産 2018年07月19日
魚津市のモモ農家でつくる「魚津市もも研究会」(木下辰美会長)は18日、同市天神野新の関口春樹さん(52)の果樹園で果実の硬さや糖度を確かめる「目揃(めぞろい)研修会」を開いた。糖度はやや低めだったが、好天続きが予想され、あと2、3日で例年並みの甘みまで増すと期待できるという。
市内では6戸の農家が計1.7ヘクタールで「あかつき」や「長沢白鳳」「黄金桃」など約10種を栽培。8月下旬ごろまで、15トンの出荷を見込んでいる。
糖度を測定したのは「あかつき」。関口さんは「甘いモモができた。ぜひご賞味願いたい」と話した。19日から販売を始める予定。
市内のモモは甘みと香りが人気。数が少ないため直売が基本で、4~6個の1キロ入り600円。贈答用は1キロ入り900円。3キロ入り2700円を50ケース限定でインターネットでも予約を受け付けている。木下会長(65)は「おいしいモモを皆さんに食べてもらうために頑張っている」と市自慢の果物をPRした。 (渡部穣)