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【愛知】日本の文化を能で学ぼう 名古屋の能楽堂で5日から「子ども教室」

ジャンル・エリア : イベント | 愛知 | 文化 | 芸術  2018年08月01日

昨年の発表会の様子=名古屋市中区栄5の栄能楽堂で

昨年の発表会の様子=名古屋市中区栄5の栄能楽堂で

 本格的な舞台で能楽を学び、体験できる「なごや能楽子ども教室」が5日から、名古屋市中区栄5の栄能楽堂で始まる。子どもたちに能楽を知ってもらおうと、能楽師らが昨年に続いて企画。参加者を募っている。

 名古屋を中心に活動する能楽師の久保信一朗さん(50)=神戸市中央区=と吉沢旭さん(39)=名古屋市天白区=が講師を務める。稽古は10月までの第1、3日曜日の午前中に開講。能楽の基本で、見どころの一つでもある「仕舞」や、謡(うたい)などを練習する。11月には紋付きはかまに袖を通し、舞台上で成果を披露する。

 久保さんは「教科書で『観阿弥、世阿弥』くらいは知っているかもしれないが、それ以上を知らない子どもが多い。まずは、気軽に触れてみてほしい」と意図を説明。吉沢さんも「礼儀作法も含め、日本文化の粋が詰まった能楽を体で覚えてくれれば」と話す。

なごや能楽子ども教室をPRする後藤邦泰さん=名古屋市中区栄5の栄能楽堂で

なごや能楽子ども教室をPRする後藤邦泰さん=名古屋市中区栄5の栄能楽堂で

 会場となる栄能楽堂は、繁華街のビル4階にある。段ボール製造や不動産業を手掛け、能楽が趣味だった後藤新蔵さん(故人)が45年ほど前に開いた私設の本格的な舞台だ。孫で自身も幼少期、能楽に触れた経験がある後藤邦泰さん(42)も「子どもの頃にやったことは必ず頭に残る。グローバル化の中で、子どもたちに少しでも日本文化を知って、海外の人に話せるようになってほしい」と期待を寄せる。

 対象は3歳から高校生まで。初めて開催した昨年は、幼稚園児から小学4年生まで5人が参加した。文化庁の事業に指定されており、参加費はテキスト代と楽器使用料の1000円のみ。(問)栄能楽堂=052(262)1183

 (井本拓志)

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