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【愛知】田原で33年ぶり公開「芸妓図」 渡辺崋山の特別展

ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 芸術  2018年09月10日

「芸妓図」(左端)や人物画などが並ぶ会場=田原市博物館で

「芸妓図」(左端)や人物画などが並ぶ会場=田原市博物館で

 三河田原藩家老で文人画家の渡辺崋山(1793~1841年)の作品を紹介する特別展「渡辺崋山の神髄」(中日新聞社など主催)が8日、田原市博物館で始まった。市博物館の開館25周年記念の展示。10月21日まで。

 「中国へのあこがれ 明清絵画への憧憬(しょうけい)」「写実を極める 花鳥画」「崋山を知る」「人を描く 交流の輪」の4テーマに分け、106点を展示。市で公開するのは33年ぶりとなるうちわを持つ着物姿の女性を描いた「芸妓(げいぎ)図」も出品した。

 23日と10月14日の午前11時から、鈴木利昌館長が展示解説。10月11日の午後1時半からは市博物館そばの崋山会館で、東京大の河野元昭名誉教授が崋山の人物像などについて講演する。

 入館料は、高校生以上600円、中学生以下無料。午前9時~午後5時。9月は10、18、25日、10月は1、9、15日が休館。(問)市博物館=0531(22)1720

 (中川翔太)