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【長野】甘~い蜜の作り方伝授 中川で7日、ニホンみつばち祭り

ジャンル・エリア : まつり | 生き物 | 甲信越 | 自然  2018年10月02日

養蜂器具を手に参加を呼び掛ける富永さん=中川村で

養蜂器具を手に参加を呼び掛ける富永さん=中川村で

 養蜂文化の継承を目的にニホンミツバチの飼育方法を伝授する「ニホンみつばち祭り」が7日、中川村のサンアリーナで開かれる。

 村内に本部を置く信州日本みつばちの会が開く秋の恒例行事で15回目。会の役員がハチを巣箱から別の巣箱に移して蜂蜜を採取する方法や専用の器具による最新の蜜搾り方法、蜜蝋(みつろう)の作り方などを実演する。

 当日は午前8時半から受け付け、9時半開会。養蜂歴50年以上の富永朝和会長(80)がハチに関するさまざまな疑問に答える「会長なんでも質問コーナー」、お楽しみ抽選会などを予定している。このほか、国内各地から集めたニホンミツバチの蜂蜜の味比べ、砂子など養蜂器具の展示販売、ミツバチの加工食品や農産物の直売などもあり、午後1時ごろ終了予定。

 富永会長は「ニホンミツバチを飼っている人、これから飼いたいと思っている人に知識や技術を学んでいただき、貴重な養蜂の後継者育成につなげたい」と来場を呼び掛けている。実演講習の受講料は500円。(問)信州日本みつばちの会=0265(88)3220(平日午前8時半~午後0時半)

 (長谷部正)