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【福井】ジュラ紀のアンモナイト化石を展示 和泉郷土資料館

ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 福井  2018年10月29日

貴重なアンモナイトの化石などが展示されている企画展「ジュラシック・アンモナイト」=大野市和泉郷土資料館で

貴重なアンモナイトの化石などが展示されている企画展「ジュラシック・アンモナイト」=大野市和泉郷土資料館で

 大野市朝日の同市和泉郷土資料館で、企画展「ジュラシック・アンモナイト」が開かれている。同市長野の1億6000万年前の「ジュラ紀オックスフォーディアン」と呼ばれる地層から見つかったアンモナイトの化石が初公開されている。11月4日まで。

 大野市和泉地区は1882(明治15)年に日本初のアンモナイト化石が発見されるなどアンモナイト化石の宝庫。2012~13年の道路工事で出た岩石から多くのアンモナイト化石が発見され、県内初産出となる「サブディスコスフィンクテス」など10点の貴重なアンモナイト化石のほか、富山県のアンモナイト化石など計35点を展示している。

 アンモナイトは現在のイカやタコ、オウムガイの仲間で、化石は世界各地で産出され、古生代から恐竜が絶滅した白亜紀末期まで生きたことから、地層の時代を決める「示準(しじゅん)化石」として重要だという。入館料は大人200円、中学生以下は無料。

 (藤井雄次)