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【三重】岩屋堂の石仏見て祈りの歴史学ぼう 7日、尾鷲観光物産協

ジャンル・エリア : 三重 | | 文化 | 歴史 | 自然  2018年10月30日

岩屋堂内部に安置される石仏群=尾鷲市南浦で(尾鷲観光物産協会提供)

岩屋堂内部に安置される石仏群=尾鷲市南浦で(尾鷲観光物産協会提供)

 尾鷲と紀北の市町境に位置する天狗倉山(てんぐらさん)とその周辺の魅力を発信する「天狗倉山まるごとプロジェクト」は11月7日、世界遺産・熊野古道伊勢路の馬越峠付近にある巨岩のお堂「岩屋堂」の石仏について学ぶフィールドワークを行う。同プロジェクトの事務局がある尾鷲観光物産協会が参加者を募集している。

 石仏は尾鷲市指定文化財で堂内に30体以上が安置されている。県教委社会教育・文化財保護課で日本史学に詳しい伊藤裕偉さんを講師に招き、常聲寺(同市林町)の境内で、石仏と土地に息づく祈りの歴史について学ぶ。

 その後、実際に岩屋堂に足を運び、伊藤さんの案内で内部を見学する。

 午後1時~3時半。参加費無料。雨天の場合は座学の後、同市林町と矢浜にある庚申(こうしん)塚を巡る。(問)尾鷲観光物産協会=0597(23)8261

 (木村汐里)