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【滋賀】復興願い、鶴の折り手募集 彦根城ライトアップに向け

ジャンル・エリア : イベント | | 近畿  2018年11月07日

ライトアップされ、幻想的な姿を見せる彦根城のイメージ図=彦根商工会議所提供

ライトアップされ、幻想的な姿を見せる彦根城のイメージ図=彦根商工会議所提供

 彦根市金亀町の彦根城中堀で17日午後5時から、赤い折り鶴を入れたペットボトル100本をライトアップして浮かべるイベント「Vermillion ship」が催される。主催する彦根商工会議所が12日まで、鶴の折り手を募集している。

 9月21日から彦根城内で開催している「城あかり」の一環として初めて企画。被災地の復興や、彦根城の世界遺産登録などの「願い」を込めた折り鶴をペットボトルに入れて中堀の水に浮かべる。

 鶴は通常サイズの折り紙の4分の1。2リットルのペットボトルの中に20羽ずつ入れ、それぞれに取り付けた小型ソーラーパネルに日中、太陽光で充電することで日没後、発光ダイオード(LED)ライトを発光させる。照らされた赤い鶴が水面に反射し、あんどんを浮かべたような幻想的な光景になるという。

 市民にも楽しんでもらおうと、折り手を募集している。折り紙は、彦根商議所、市役所窓口、彦根観光協会、開国記念館、いろは松駐車場、彦根城博物館の市内6カ所に用意してある。目標は2000羽。

市内6カ所で折ることができる小型の鶴と、堀に浮かべるペットボトル=彦根商工会議所で

市内6カ所で折ることができる小型の鶴と、堀に浮かべるペットボトル=彦根商工会議所で

 ライトアップイベントは12月2日まで。日没から最大3時間まで点灯できるが、日中の天気によって左右される。(問)彦根商議所=0749(22)4551

 (大橋貴史)