ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 水族館 | 生き物 | 石川 2018年12月18日
おせち料理に使われる海の生き物を紹介する企画展が、七尾市ののとじま水族館で開かれており、11種類260匹が間近に迫った正月の雰囲気を醸し出している。来年1月27日まで。
タコやタイ、エビなど、正月料理の定番である生き物が並んでいる。イクラは子孫繁栄、トコブシは別名フクダメとも呼ばれ、縁起がいいとされるといった説明書きも添えられている。展示水槽の上部には、おせち料理の由来や意味を紹介するイラストもある。
水族館の担当者は「あまり食べなくなったおせち料理の生き物をあらためて紹介し、正月の風習を知る機会にしてほしい」と話す。水族館では、館内の生き物たちへの年賀状を来年1月3日まで募集。年末の29日から31日までは休館する。 (松村真一郎)