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【滋賀】琵琶湖で屋形船、29日から 大津で滋賀中央観光バス

ジャンル・エリア : グルメ | 乗り物 | 近畿  2019年01月18日

29日から運航する「屋形船四季」=大津市松原町で

 滋賀中央観光バス(長浜市)が29日から大津市の琵琶湖と瀬田川で運航する「屋形船四季」の竣工(しゅんこう)式が17日、大津市松原町の料亭・新近江別館であった。越直美市長ら約60人がお祝いに駆けつけ、屋形船の内装などを見学した。

 同社は約2年前から、琵琶湖での観光船の運航事業に参入しようと計画。新近江別館横には桟橋があるが、同館は船を所有していなかったため、屋形船を運航して琵琶湖観光の魅力を増やそうという目的で一致したという。

 船は長さ17メートル、幅6メートルで、重さ19トン。船内は和風の内装で、船上のロッジなどから湖岸の景色を楽しめる。コースは、新近江別館横の瀬田川専用桟橋を発着し、大津港方面を周遊するコースと、石山寺周辺を巡るコースの2種類を設けた。船上では、新近江別館の地元食材を使った懐石料理が味わえる。時間帯によって、1~2時間の船旅となる。

食事メニューの一例

 式では、滋賀中央観光バスの喜田全恵代表が「日本一の琵琶湖に船を浮かべることが、長年の夢だった。みなさまのご支援により、実現することができた」と喜びを語った。

 越市長は「日本中、世界中から観光客の方が来てもらえることを願っている」と期待した。

 29日~4月30日はプレ周航期間とし、貸し切りに限って運航。通常よりも安い料金で乗船できる。プレ周航期間の貸し切り料金は、時間帯によって幅があり、4万5000~10万円。食事は別料金。定員36人で、要予約。(問)滋賀中央観光バス遊船部=077(548)7727

 (柳昂介)