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【愛知】津具名物の氷瀑ようやく見ごろ 設楽の道の駅

ジャンル・エリア : イルミネーション | 愛知 | 自然  2019年01月24日

ようやく見ごろになった「つぐ高原グリーンパーク」の氷瀑=設楽町津具で

ようやく見ごろになった「つぐ高原グリーンパーク」の氷瀑=設楽町津具で

 設楽町津具の道の駅「つぐ高原グリーンパーク」で、名物の氷瀑(ひょうばく)がようやく見ごろを迎えた。暖冬のせいか、いつもの年より氷の成長が遅く、スタッフをやきもきさせていた。

 氷瀑は幅10メートル、高さ4メートル。古くなった獣害防止用のネットを立木の間に張り、枝付きの竹を立てた。こうした骨組みに、夜通し水を吹き付けて凍らせる。氷の中にはイルミネーションを仕組んであり、夜になるとほのかな光を放つ。

 一帯は標高900メートルの高地だが、今季はなかなか冷え込みが強まらず、氷結が始まったのは昨季より1カ月近く遅い昨年12月29日。「年明け以降、夜間は氷点下5~8度まで下がるようになり、何とか形ができてきました」と駅長の原田茂昭さん(49)は話す。

 「見どころが少ない冬季の呼び物に」と始まった道の駅の氷瀑は、今年で17年目。「寒さはこれからが本番。まだまだ成長するはずです」と原田さん。3月中旬まで公開するという。

 (鈴木泰彦)