ジャンル・エリア : グルメ | 富山 | 特産 | 野菜 2019年02月20日
富山の冬の寒さで甘さが増す「カンカン(寒甘)野菜」を使ったコース料理と生産者のトークが楽しめる昼食会が24日に開かれる。富山市新富町の富山エクセルホテル東急で12日、試食会があり、関係者が味や見た目を確かめた。
シェフや生産者の話を聞きながら県産食材を楽しむ「耳であじわう昼食会」の15回目で、当日は5人の生産者がトークを披露する。試食会では、緑が鮮やかなカンカン野菜のテリーヌや、高志の紅ガニとカンカン野菜が軟らかく煮込まれたグラチネなどが並んだ。
キャベツを生産する営農ワイエムアイ(同市)の上之郷彰俊さん(39)は「雪の下から一生懸命掘り出したキャベツを味わってほしい」と話す。コマツナを生産する若林農園(同市)の若林佳晃さん(37)は「富山の冬は雪が多くて嫌なイメージを持たれがちだが、寒さを利用して付加価値を付けた野菜に注目してもらえたら」と呼び掛ける。
7品コース3000円(お土産付き)。(問)富山エクセルホテル東急076(441)0015
(柘原由紀)