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【愛知】ゼロ戦の実物大模型を搬入 航空ミュージアム、22日から公開

ジャンル・エリア : 乗り物 | 展示 | 愛知 | 歴史  2019年02月20日

 豊山町にある県施設「あいち航空ミュージアム」に19日、旧日本海軍の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」の実物大模型が搬入された。展示替え休館後の22日から公開する。

 模型はジュラルミン製で全長9.1メートル、全幅11メートル、高さ3.6メートル。佐賀県神埼市の板金塗装、馬場ボディーの馬場憲治代表が詳細な図面に基づいて製作し、映画「永遠の0」の撮影にも使われた。

 機体のエンジン後部は排ガスで黒くすすけた様子を塗装で表すなど見た目にもこだわっている。

 馬場ボディーの従業員が模型を組み立て、県職員が展示位置に移動した。20日は警視庁で使われたヘリコプター「EH101」を運び入れる。模型は愛知県が借用し、ヘリは無償で譲り受けた。

 県航空対策課の樋口幹洋主幹は「間近に機体を見て、航空機を身近に感じてほしい」と話した。22~24日は新しい2つの展示を解説するツアーなどの催しがある。(問)あいち航空ミュージアム=0568(39)0283

 (藤原啓嗣)