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【静岡】お茶の魅力 競技でアピール

ジャンル・エリア : 特産 | 自然 | 静岡  2016年08月29日

畝に遮光ネットをかぶせる作業を実演する実行委のメンバーたち=牧之原市東萩間で

畝に遮光ネットをかぶせる作業を実演する実行委のメンバーたち=牧之原市東萩間で

牧之原で来月18日「スポーツお茶摘み選手権」

畝に遮光ネットをかぶせる作業を実演する実行委のメンバーたち=牧之原市東萩間で

 茶摘みを競技として楽しむ「国際スポーツお茶摘み選手権」が9月18日、牧之原市東萩間の茶園で開かれる。茶業に興味を持ってもらおうと、同所の茶農家中村昌喜さん(47)が企画した。価格低迷や後継者不足などで業界は苦境に立たされており、中村さんは「茶業の現場を知ってもらい、お茶の魅力に気付いてほしい」と意気込む。

 中村さんによると、急須で茶湯を入れる文化が衰退し、この15年間で生葉の価格は半値以下に落ちた。市内の茶農家の平均年齢は70歳近くで、高齢化は進む一方だ。業界活性化も兼ねて企画、地元の若手茶農家らと実行委をつくった。

 牧之原市では近年、かぶせ茶「望」のブランド化に力を入れている。茶園に遮光ネットをかぶせることで、抹茶に似た色や甘みが生まれる。かぶせ茶の認知度アップも図ろうと、栽培から茶摘みまでの3工程を競技種目にした。

 長さ50メートルの畝に遮光ネットをかぶせ、洗濯挟みで留める種目と、畝にかぶせたネットを機械で巻き取る種目は速さと出来栄えを競う。手摘み競争は、20分間で摘んだ茶葉が規定量にどれだけ近いかを競う。茶農家が審査員を務め、3種目の総合点で順位を決める。若者の参加を促そうと、作業着の見栄えで加点するルールも設けた。

 競技後は、収穫した茶葉を手でもんで荒茶に仕上げる製茶体験をしてもらう。手もみ技術を競う大会で日本一になった経歴を持つ横山嗣人さん(29)が指導役を務める。

 参加募集は9月9日まで。4人チームを先着順で10組募っている。参加費は昼食とお茶飲み比べセット付きで1人1500円。問い合わせは中村さん=電0548(27)3272=へ。

(佐野周平)

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