ジャンル・エリア : 展示 | 石川 | 芸術 2019年08月29日
白山市全域をエリアにする「白山手取川ジオパーク」をテーマにした創作展が28日、市民工房うるわしで始まった。市内で活動している美術協会の会員や美術関係者らが日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門に計159点の作品を出展している。9月7日まで。
来年2月に迎える市制15周年や白山手取川ジオパークが世界認定を目指していることなどを受け、市からの委託事業として市文化協会が主催した。洋画(45点)や写真(40点)では、四季折々の霊峰白山や獅子吼(ししく)高原から望む手取川扇状地の風景をとらえた作品などが並ぶ。
市などでつくる白山手取川ジオパーク推進協議会は9月2日を除く創作展の期間中、同施設1階で白山手取川ジオパークにちなんだスイーツや洋菓子などを販売している。
創作展初日には、同協議会と白山手取川ジオパーク連携協定を結ぶ13団体のうち11団体が参加して座談会も同施設であった。市ジオパーク・エコパーク推進課の担当者が、日本ジオパーク委員会による白山手取川ジオパークの再認定現地審査が10月16~18日にあることを説明。参加団体が活動報告をした。(鴨宮隆史)