ジャンル・エリア : 愛知 2012年03月22日

満開期を迎えた乙川沿いの河津桜=岡崎市で
風は強いものの、春の日差しを感じる陽気となった21日、早咲きの「河津桜」が各地で見頃を迎えている。
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岡崎市中心部を流れる乙川沿いでは、800メートルに86本がずらり。ほとんどの木が満開期を迎え、独特の淡いピンク色の花を咲かせている。今月中は楽しめるという。
地元の市民グループ「葵桜の会」が2001年から植樹し、手入れを続けている。会は4月1日まで、現地でフリーマーケットを開く。収益は東日本大震災の被災地に寄付する予定。

咲き誇る花々の中プレーを楽しむゴルファー=幸田町の葵カントリークラブで
幸田町大草の葵カントリークラブでは200本が咲き誇り、ゴルファーの目を楽しませている。
支配人だった故・石井茂さんが1972年に静岡県伊東市の「川奈ゴルフクラブ」から苗木400本を譲り受けて植樹。ゴルフ場の名にちなんで「葵桜」と呼ばれている。例年より開花が遅れているが、今週中が見頃。ソメイヨシノなどは4月中旬まで楽しめる。進入路沿いのサクラは、一般の人も見物できる。
(嶋村光希子)