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【岐阜】ジビエで獣害に思いを 可児の仏料理店がシカ肉ランチ

ジャンル・エリア : エコ | グルメ | 岐阜  2015年02月17日

ランチコースで提供しているシカのもも肉を使ったジビエ=可児市のリリアーヌで

ランチコースで提供しているシカのもも肉を使ったジビエ=可児市のリリアーヌで

 可児市土田の仏料理店「オーベルジュ・ドゥ・リリアーヌ」は、県の獣害対策に協力し、シカ肉のジビエ料理をランチで提供している。オーナーシェフの大脇有人さん(34)は「使い道を考えなければ、獣害はどんどん広がる。都会にはない田舎の強みを生かしたい」と話す。

 県が10店舗を選び、シカやイノシシ肉の料理を考案してもらう「ぎふジビエフェア」の一環。リリアーヌは東濃・可茂地域で唯一の参加店になった。フェアは28日まで。

 ジビエはランチコースのメーンの一皿で登場する。もも肉をカレー粉や黒こしょうなどのスパイスに漬けてマリネにし、ビーツのソースで味を調えた。「牛や豚と違い、野生のシカは風味に個体差がある」と大脇さん。肉の特徴によってマリネする時間や火を入れる時間を変え、お年寄りでも楽しめるよう軟らかくしてある。

 大脇さんは「有害鳥獣を捕る人は高齢化で減る一方。駆除しても単に埋めるだけでは費用も増え、根本的な解決にはならない。肉を消費する出口を考えていかないと」。自らも猟銃免許の取得を目指して勉強を始めている。

 ジビエのランチコースは3000円。月曜休み。(問)リリアーヌ=0574(25)1159

(遠藤康訓)

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