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【静岡】日本三大だるま市 富士市民フィーバー

ジャンル・エリア : まつり | 工芸品 | 静岡  2015年02月17日

「ユニークな応募作ばかりで展覧会が楽しみ」と話す久保田さん=富士市の吉原宿・東木戸のくすりやさんで

「ユニークな応募作ばかりで展覧会が楽しみ」と話す久保田さん=富士市の吉原宿・東木戸のくすりやさんで

25日開幕 イベント盛りだくさん

 日本三大だるま市の一つに数えられる毘沙門天(びしゃもんてん)大祭が25~27日、富士市今井の毘沙門天妙法寺で開かれる。旧暦の1月7~9日に営むため、今回はいずれも平日。地元住民らは市内でだるまをテーマにしたイベントを多数企画し、祭りのPRに力を入れている。

 富士市中央町のまちの駅「もしもし未来パーク」は27日まで、各地のだるまの違いがわかる「日本全国だるま展」を初開催中だ。コレクターの林直輝(なおてる)さん(35)=富士市浅間本町=が所蔵品190点を展示した。青が基調で華やかな仙台市の「松川だるま」や、武田信玄を模したとされ、人を見下ろすように目を塗る甲府市の「甲州だるま」などが並ぶ。幼い頃、だるまを抱いて寝ていたという林さん。「きっと地域に毘沙門天大祭がある影響でしょうね」と振り返る。古美術的な価値にこだわったコレクションは500点を数えるという。

 群馬県の高崎や東京都調布市の深大寺のだるま市に比べて「規模は富士市が断トツ。その割に世間に知られておらず、もどかしかった」と開催の動機を話す。期間中は実家の喫茶店「健康堂」にも、小型のだるまを中心に200点以上を並べている。

 富士市吉原一のまちの駅「吉原宿・東木戸のくすりやさん」もだるま展「オリジナルだるまコンテスト」を28日まで開いている。数十年前まで地区にあっただるま店の記憶を伝えようと9回目の開催になる。

地図

地図

 作品は一般公募し、えとの羊や人気アニメのキャラクターをかたどっただるまなどが並ぶ。久保田保雄店長(71)は「ユニークな作品ばかり」と来店を呼びかけた。

 毘沙門天大祭は江戸後期から開かれ、市内の製紙業の発展に伴って拡大したという。例年は境内や参道に数百の露店が並び、20万人以上の人出でにぎわう。

(小佐野慧太)

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