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【富山】御車山会館 初の展示替え 幔幕新調「最高の状態」

ジャンル・エリア : まつり | 富山 | 文化  2015年08月31日

展示替えで年末ごろまで展示される御馬出町の御車山=高岡御車山会館で

展示替えで年末ごろまで展示される御馬出町の御車山=高岡御車山会館で

通町→御馬出町

 高岡市守山町の高岡御車山会館で30日、館内展示の御車山(山車)が初めて入れ替えられ、4月の開館から置かれた通(とおり)町から御馬出(おんまだし)町の山車に替わった。

 29日に通町の山車を搬出し、30日朝から御馬出町の町民が組み立て、同会館内の高さ約10メートル、直径約8.5メートルの12角形の特殊ケースに搬入。次の入れ替えまでの年末ごろまで展示する。

 山車7基のうち展示されている以外は高岡関野神社の収蔵庫で保管。展示の負担を配慮しながら通年で見てもらうため4カ月ごとに交替する。

 同町は展示に向け、藍地に三獣唐子遊(さんじゅうからこゆう)模様で最上品といわれる幔幕(まんまく)を京都で洗い直して修繕。町民の手で飾りの高花や送り花(桜の花)、梅の木を新調した。

 同町自治会長の八十歩(やそぶ)博康さん(66)は「幔幕は最高にきれいな状態。展示のために高花などを新しく作った町民の心意気も見てほしい」と誇らしげに話した。

 会館の林昌男館長(61)は「365日に1日だけ組み立てていた山車を4カ月間展示するため、負荷を注意深く見ている」と、展示に細心の注意を払っている。

 会館は、国の重要有形、無形民俗文化財に指定されている御車山を通年展示し、豪華な祭りの活気や工芸品としての細工、技術を伝える施設。同会館によると、開館からの入館者数は1万9000人弱で、北陸新幹線開業後、関東圏から訪れる観光客が多いという。

 (武田寛史)

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