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Vol.6 Feel with Fantastic Air 栃木県 ~Japan~ とちぎけん ~日本~ 国内外の旅先を「食」の視点からセレクト。達人ならではの「とっておき情報」をお届けします。
幻想的な空気に抱かれ、非日常を感じ尽くす旅~栃木
For Traveler 栃木を代表する観光地といえば、「日光」。10年前、日光東照宮(103棟の建物)と周辺の山林が世界文化遺産に登録され、今年3月にはフランスのガイドブック「ミシュラン観光版・日本編」で最高評価の三ツ星に選ばれ、海外からの観光客も増えている。今回の旅は、この日光以外にもう1箇所・・・宇都宮市大谷町にある「大谷資料館」。フランク・ロイド・ライトも愛したという「大谷石」が眠る地下の採掘場跡地。あるきっかけでここを知り訪れたのだが、そこには想像以上の光景と体験が待ち受けていた。幻想的な空間で感じるのは、自然は、人の営みに関係なく、ただ静かにそこに存り続けるのだということ。自分に至るまでの時の流れを感じ、自分の中に眠る未知の部分を呼び覚まされる体験・・・そんな完全なる非日常が、そこにはあった。こういう出会いがあるから、旅は楽しい。 取材・編集:鈴木 裕子
Exquisite 旅の愉しみ方 現地での旅の楽しみ方をご案内します。
How to... 「自然の偉大さと、先人の知恵に学ぶ」 1200年以上もの間さまざまな信仰を育み、弘法大使など歴史上の人物も訪れたという「日光山」。奥深い自然の中歩みを進めると、目前に現れるのは豪華絢爛な「東照宮」。江戸時代の彫刻技術を集約した社殿は細部へのこだわりが美しく、奥深い自然と荘厳な空気の中、華やかな建物は一層色鮮やかに映える。東照宮詣での後は、お楽しみの食事。社寺周辺には湯葉料理や精進料理といった日本ならではの料理が楽しめる店も多いが、今回は洋食を。明治初期に駐留外国交官らの避暑地として発達した日光は、日本の“洋食発祥地”でもある。「日光金谷ホテル」や当時の洋館を利用したレストランなど、建造物にも“和と洋の融合“が見られ、これも日光の魅力の1つだと思う。そして今回、栃木の新たな魅力を発見した宇都宮市大谷町。私は縁あって、採掘作業が行われている現場も見せてもらうことができたが、一般向けには採掘場“跡地”を公開している「大谷資料館」がある。建物入口を入ると、すぐに地下へと向かう階段が続き、ひんやり冷たい空気が漂う。辿り着く先は、深さ30m、広さ2万平方メートルの巨大な地下空間。遺跡かと思うような光景は、あまりのスケールに言葉では表現しがたく・・・まさに、「百聞は一見に如かず」「Once in a lifetime」のオススメスポット。ぜひ自身の目で、確かめてみてください。


Restaurant & Food 記憶したいこのお店 現地のとっておきの「食」情報をご紹介。どれも外せないお店ばかりです。
洋食 カジュアル 日光金谷ホテル にっこうかなやほてる 日光市上鉢石町 重厚感溢れる空間で過ごす、特別な時間 総合評価★★★★洋食 カジュアル 山のレストラン やまのれすとらん 日光市所野 自然に抱かれて味わう絶品洋食 総合評価★★★★★和菓子(持ち帰りのみ) 高級 鬼平の羊羹本舗 おにひらのようかんほんぽ 日光市中鉢石町 手土産に、日光名物の水羊羹

2009年04月15日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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