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Vol.8 おもてなしで、心もお腹も満足の旅 ~香川 国内外の旅先を「食」の視点からセレクト。達人ならではの「とっておき情報」をお届けします。
おもてなしで、心もお腹も満足の旅
For Traveler 古くはこんぴら参りで、現在はさぬきうどんで多くの人を惹きつける香川。「こんぴらさん」の名で親しまれる金刀比羅宮は、京都の東本願寺とともに2大信仰地とされ、全国から多くの参拝客が訪れた。遠方からお参りに来る人々を迎え入れ、もてなしてきた街。この街から温かい印象を受けるのは、そんなおもてなしの心が受け継がれているからだろうか。その後、映画「UDON」で讃岐うどんが脚光を浴び、全国で未曾有のブームとなる。そもそもは空海が中国から持ち帰り製法を伝えたことが起源とされ、うどん作りに必要な小麦・水・塩・イリコが手に入りやすい環境にあったことから、香川で日常的にうどんが食されるようになったという。風土が生み出す自然の産物、そこから育まれる食の歴史・・・食の原点を振り返りながら旅しよう。 取材・編集:鈴木 裕子

Exquisite 旅の愉しみ方 現地での旅の楽しみ方をご案内します。

How to...「うどんだけじゃない、讃岐の魅力」 高松市街地から車で20分ほど、屋島山麓にある「四国村」がオススメ。実は私、この村の入口にあるうどん屋目当てだったのだが、何となく「村」にも興味を引かれ、行ってみることに・・・するとこれが予想に反して見応え満点!四国各地から古い民家を移築・復原した野外の博物館。山の自然をそのまま活かし、そこへ昔の民家を移築している、つまり完全屋外。建物が点在しているから、山歩きを楽しみながら昔の人の暮らしぶりを覗き、学ぶという感じ。所要時間は2時間程。家の中の細部まで見事に再現してあるから、いまにも当時の人たちが出てきそうな錯覚に襲われる。昔の人の知恵や自然への畏敬の念を肌で感じるうちに、“我々が豊かさの中で失ったものは一体・・・”と考えずにはいられない。歩き疲れたら木陰のベンチで一服。村内にはカフェ併設ギャラリーもあって(安藤忠雄氏設計)、こちらで優雅なティータイムも可。なんと、村を出て徒歩1分のところには、香川名物「骨付鶏」の発祥店も。そう、ここ一箇所で、香川の魅力を満喫できちゃうのです。時間が無いけど色々楽しみたいという欲張りなあなたに、オススメです。


Restaurant & Food 記憶したいこのお店 現地のとっておきの「食」情報をご紹介。どれも外せないお店ばかりです。
四国村 しこくむら 古い民家を移築・復原した野外博物館和食(うどん) カジュアル わら家 わらや 香川県高松市屋島中町91 茅葺の古民家で味わう讃岐うどん 総合評価★★★★★和食 カジュアル 一鶴 いっかく 高松店:香川県高松市鍛冶屋町 フェスタII 5階 屋島店:香川県高松市屋島中町220-1 隠れた香川名物 ”骨付鳥 総合評価★★★★

2009年07月01日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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