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コラム 旅×食

長浜名物、「焼鯖そうめん」が人気急上昇中

滋賀県長浜市で、人気急上昇中の郷土料理がある・・・その名も、「焼鯖そうめん」。

そうめんと言っても、清涼感を求めて夏にいただくあのそうめんとは、ちょっと様子が違う。
麺が水に浸かっておらず、麺の上には鯖の切り身↓

甘辛く煮た鯖+その煮汁を絡めて味付けしたそうめん。
鯖の身をほぐしながら麺と一緒にいただくと、なんともやさしい味わいで日本人好みな味。

海のないこの地方に、なぜこのような料理が生まれたのか?
それは、福井から京都に至る「鯖街道」と関係がある。
当時、福井から塩漬けの鯖が琵琶湖の水運を経由して運ばれており、
長浜市内の鮮魚店には必ず焼鯖が並んでいた。
地元の人にとって焼鯖は、ごく慣れ親しんだ食材だったのだ。

その焼鯖を使い、農業が盛んなこの地域で、農作業の合間にも食べやすい料理をということで、
「汁無し麺」が誕生したそう。長浜を代表する祭り「曳山まつり」でも、作り置きでき、かつ、冷めても
美味しい焼鯖そうめんは重宝され、ハレの料理として振る舞われていたそう。

NHK大河ドラマ「江」の影響もあり、長浜が脚光を浴びている。
それに伴い、この焼鯖そうめんもメディアで取り上げられる機会が増え、
これ目当ての観光客も増えている。
この日も、市内を代表する郷土料理店「翼果楼」↓には行列ができていた。

この焼鯖そうめん人気にあやかり、市内のうどん屋などでもメニューに加える店が
増えてきている。

DATA

翼果楼(よかろう)

住 所: 滋賀県長浜市元浜町7-8
電 話: 0749-63-3663
営業時間:11:00~売切れ次第終了 月曜定休

2011年06月02日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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