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コラム 旅×食

南信州、冬の風物詩「市田柿」

名古屋から車で走ること1時間半。途中、中央高速道で紅葉の景色も楽しみながら・・・

到着した先は、南信州の飯田市。りんごで有名なこのエリアだが、
実はもう1つ冬の特産物があるのをご存知だろうか?

それは、「市田柿」という名前の干柿。“干柿通“の間ではかなり
知名度が高く、「干柿の王様」とも言われるブランド柿である。
名前の由来は、現在の下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていたことから。

柿は大好物の私だが、「干柿」はどうも好きになれなかった。
そんな私が、3年前の冬「市田柿」に出逢い、その美味しさに感激・・・
以来すっかりファンとなり、今では1日1個のペースで食するほど。
そう、「市田柿」は、私の「干柿」に対する概念を変えてしまったのだ。

何が他の柿と違うのかと言えば、味わい(上品な甘み)、食感(もっちり)、
そしてもう1つは色(鮮やかな橙)である。

この時期、南信州エリアをドライブしていると、あちこちで柿むきの作業を目にする。
こちらの庭先でも、農家の皆さんがせっせせっせと働いていた。

柿は1個ずつ手作業で吊るされ、自宅の2階やハウスで乾燥させる。
これが「柿のれん」と呼ばれる、南信州冬の風物詩となっているのだ。

1カ月程で乾燥が終わると、次は「柿もみ」の手作業。何とも手間のかかる作業。。。
今年もまもなく「市田柿」が売場に並び始める時期。楽しみである。

2011年12月06日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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