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コラム 旅×食

心穏やかに過ごす南の島で味わう、極上の黒糖

名古屋→鹿児島→喜界島と、2時間半の空の旅を終えて到着したのは、青い海と緑溢れる「喜界島」。

喜界島は、奄美群島の北東部に位置し、鹿児島県大島郡に属する島。
車で1時間程走れば、1周できてしまうほどの小さな島だ。

私は、この島に住む友人を訪ねてやってきた。
島を車で案内してくれたのだが、どこを走ってもサトウキビ畑に出くわす。
「喜界島=黒糖の産地」であることは知っていたが、これぞ百聞は一見に如かず。
ちょうど収穫期だったこともあり、作業する人たちの姿も多く見かけた。
サトウキビはこの島を支える重要な産業なのだ。

「黒糖」とひとことで言っても、作る人によって作り方も味も異なることにも驚いた。
3箇所の製糖所を訪ねたが、どこも“手作り”にこだわり、非常に手間のかかる作業で
極上の黒糖を生み出していた。

島の人たちは、料理にも黒糖をよく使う。
これは黒糖で似た「タイモ(田芋)」。

粘り気のある食感に、芋が持つ甘さに黒糖のコクが融合して、まるでおやつのような女性好みの一品だ。

「甘いものは苦手」という方には、島特産の黒糖焼酎もある。
島には、「朝日酒造」と「喜界島酒造」という2つの焼酎会社があり、スーパーの売場にもご覧の通り!

この島は観光地化されていないこともあり、心穏やかに過ごせる島だ。
到着後、1時間もしないうちに、全身からスッと力が抜けていることに気づいた。
“島の人達の暮らしにお邪魔させてもらった”ことで、大切な気づきももらった貴重な旅だった。

2012年03月29日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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