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コラム 旅×食

アジアの美食家にも人気、「潮州料理」

仕事で台湾に来ている。グルメ都市台湾への出張は、毎度の食事も大きな楽しみなのだが、
今回一番感動したのは、初めて食べた「潮州料理」。

潮州とは、中国広東省東部のスワトー付近を指すのだが、この地域は海の幸に恵まれているため、素材の味を生かした料理が特徴的。
あっさりとしていながらも、旨味を引き出し、そこに絶妙な塩加減で調理するため、日本人の舌にも馴染みやすい味付けとなっている。

訪れたのは、吉林にある潮州料理専門店の「糜家莊」。

こちらが注文した料理の一部↓
左から、たろ芋のスティックフライ、アヒルの玉子の塩漬けとカボチャの炒め物、イカ墨のソーセージ、水連菜の炒め物。
見た目はひとつ…の料理もあるが、どれも絶妙な味付けで、箸が止まらなくなる旨さである。

そして、こちら↓がこの店名物の「粥」。

「粥」といえば、無味なところに薬味や調味料で自分好みの味付けにして…というイメージだったが、この粥はまるで違う。
鶏だしと生姜の豊かな香りが効いて、濃厚な味わい。
数日かけてコトコト煮込むため、食感もトロントロン。そう、サーブされた時点で「完成形」なのだ。
もう食べれないと言いながら、3杯お代わりした私!

聞いた話によると、アジアで働くビジネスマンに「好きな料理は?」と尋ねると、一般的な答えは、
「香港料理」もしくは「自分の出身地の料理」。しかし本当に世界を知りつくしたビジネスマンは、「潮州料理」と答えるのだとか。
この質問を投げかければ、その人の食への関心度合いも分かるのだと。ナルホドの雑学である。

DATA

糜家莊

住 所: 台北市吉林路226號
電 話: 02-2541-7366
営業時間: 17:30-3:00
定休日: 旧暦の大晦日
http://www.mehome.com.tw/

2012年08月07日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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