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コラム 旅×食

白壁土蔵の街で味わう、餅しゃぶ

仕事で、鳥取県中部に位置する倉吉市へ。
鳥取といえば「砂丘」くらいしかイメージの無かった私は、どんな景色が待っているのかワクワクしながら向かった。

まず地元の方に案内いただいたのは、倉吉を代表する景色が見られるという場所・・・
こちらの白壁土蔵群。川沿いに立ち並ぶ歴史ある蔵が、なんとも情緒ある雰囲気を漂わせている。

この蔵のまわりにも江戸・明治期に建てられたというレトロな建物が点在しており、「伝統的建造物群保存地区」に指定されているのだそう。
旅先でしか出逢えない非日常の景色と、そこに人々の暮らしがある日常が混在する、なんとも不思議な魅力のある場所だ。

蔵やレトロな建物をうまく活かした店舗が立ち並び、器・雑貨店、竹細工店、おばあちゃんが経営するブティックなど、
行く先々で味のある店や人に出逢い、会話を楽しみながら街を進む。

日が暮れたところで夕食に向かう。地元でも有名だという「町屋清水庵」。
大正時代の町屋を改良した食事処で、老舗の餅屋さんが、町おこしのためにと餅料理店を始めたのだという。

いただいたのは、名物の「餅しゃぶ」。薄く3mm程に切った餅を鍋に入れて4~5回しゃぶしゃぶすると、くにゃりと箸にもたれかかる柔らかさに。
あまり長くやりすぎると、鍋に溶け落ちてしまうので注意が必要だ。この餅を特製の出汁につけていただく。
とろ~んとした食感に、じゅわりと出汁が染み出る旨さ。日本人でこれを旨いと思わない人はいないのではなかろうか?と思う味わいだ。
一枚、もう一枚と箸が進む。蔵と餅しゃぶはマストチェックです。

DATA

町屋清水庵(まちやせいすいあん)

鳥取県倉吉市堺町1-876
TEL: 0858-22-4759
営業: 11:30~14:00  17:30~21:00
定休日: 水曜日

2013年09月27日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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