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コラム 旅×食

食いしん坊を虜にする街、バルセロナ

バルセロナ空港に着くなり向かった先は、いまバルセロナで最も予約が難しいといわれる店「Tickets」。
バルセロナ在住のアメリカ人フードジャーナリストの友人が、オーナーと親しいことから、特別に席を用意してもらえた。
持つべきものは友!オーナーは、5年連続世界一に選ばれた伝説のレストラン「エルブジ」を兄のフェランアドリア氏と共に率いた弟のアルベルト・アドリア氏。

友人と再会の喜びをかみしめながらの“乾杯!”。まもなく運ばれてきた最初の一皿で度胆を抜かれ、そこからはもう店名通り“チケット”を買ってエンターテイメントの世界にぐいぐいと惹きこまれるような衝撃の体験。
次々と運ばれてくる30品の料理は、一皿ごとに感嘆の声を上げ、食事をしながら“人生観が変わるかもしれない”と生まれて初めて思った。
店を出るときには、なんと5時間が経過していた。

翌朝は、活気溢れる「ボケリア市場」へ。名物紳士がいるバルでモーニングを。これまた悶える旨さ。

お腹が満たされた後は、歴史的な建造物が立ち並ぶゴシック地区を散策。
細く曲がりくねった路地は、迷路に迷い込んだようなドキドキ感。映画のワンシーンのよう。

昼食は、友人に教えてもらった家族経営の老舗バル「La Plata」へ。メニューは3品のみで、鰯のフリット、トマトと玉ねぎのサラダ、パンコントマテ。
どれも食材の味が引き立つシンプルな料理だが、中でも鰯のフリットは別格!これはやみつきになる…
「スペイン語話せないよ」と言っても、気にせず話しかけてくるオーナーの陽気なトークも楽しく、ワインとおつまみ3品、あっという間に完食。

海外に行って、「ここなら住める」と思える街はごく限られる。ここバルセロナは、食いしん坊の琴線に触れる街(笑)アメリカ人の友人が魅了され、ニューヨークから移り住んだ理由が分かった気がした。あっぱれ、バルセロナ!

DATA

「Tickets(チケッツ)」

住所: Avinguda del Paral·lel, 164-08015 Barcelona
営業時間: 18:30~22:30
定休日: 日・月曜
URL: http://www.ticketsbar.es/web/

「Pinotxo Bar(ピノッチョバー)」

住所: 466-470, Mercat de la Boqueria, Carrer la Rambla, 89, 08002 Barcelona(ブケリア市場内)
営業時間: 6:30~16:00
URL: http://pinotxobar.com/

「La Plata(ラプラータ)」

住所: Carrer de la Mercé, 28, 08002 Barcelona
営業時間: 9:00~15:30, 18:30~23:00
定休日: 日曜
URL: http://barlaplata.com/

2016年02月16日

取材担当プロフィール

(株)Office musubi 代表取締役 鈴木 裕子
食専門のマーケティング会社を運営。
すぐれた商品を作っていても、“売り方・魅せ方”が分からない生産者や食品メーカーを支援し、作り手と市場を結ぶ。
国内は名古屋と大阪を拠点に、海外はニューヨークに拠点を置き、
現地の食専門家チームとともに日本食品の販路開拓支援、流通改革を行う。
(食べることが生きがい!)
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