【スロヴァキア】日本映画祭の開催
2011年1月17日
1月12日から14日までの3日間、ブラチスラヴァ市内にあるミニシアター「キノ・ムラドスチュ」(=写真)で日本映画祭が開かれました(在スロバキア日本大使館・国際交流基金共催)。
上映された映画は、『あの夏、いちばん静かな海』『カムイの剣』『傷だらけの天使』『紙屋悦子の青春』『クライマーズ・ハイ』の計5本。立ち見も出るほどの盛況ぶりで、毎回足を運ぶ熱心な方もいました。
ぼくはこのうち『紙屋悦子の青春』と「クライマーズ・ハイ』の2本を見ました。日本語を勉強する学生が多いこともあってか、おもしろい場面などではあちらこちらから笑い声が聞こえてくるのが印象的でした。
内容もテーマも対照的な映画ですが、どちらもとても日本的な映画だと思います。日本人でないとわかりにくい面も少なくはないでしょう。こうした上映会は、グローバリゼーションが進むいまもなお、日本というメンタリティーへの理解を広める一助になると感じました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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