【スロヴァキア】ブラチスラバの表玄関
2011年5月23日
ブラチスラヴァにはふたつのメインとなる鉄道駅があります。ひとつはブラチスラヴァ中央駅で、ひとつはブラチスラヴァ・ペトルジャルカ駅です。
中央駅はプラハやブダペスト、ウィーンなどからの国際列車が止まります。はじめてこの街に来た人は、首都の中央駅にしてはとても小さいことに驚くかもしれません。
実際、小さすぎて、いつも雑踏に包まれています。慣れない旅行者を狙う怪しい雰囲気もあり、スリなどに気をつけたほうがよいでしょう。街の中心部までは駅から出ているバスやトラムで行くことができます。
現在、この駅を全面的に改装する計画があります。駅ビルと合わせて近代化を図るものですが、多くの市民が一日も早い実現を望んでいる模様です。
ペトルジャルカ駅はウィーンとブラチスラヴァを結びます。国際線というよりは通勤列車です。駅を降りるとバスの乗り場があり、それで中心部に行くことができます。
電車に乗るときは、どちらの駅から出発するのかはよく確認したほうがよいでしょう。
(写真=ブラチスラヴァ中央駅)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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