【スロヴァキア】タトラでハイキング(ルート2)
2011年10月17日
登山電車の最終駅ストゥルブスケー・プレソは、1347メートルに広がるストゥルブスケー湖沿いにリゾートホテルが建ち並ぶ保養地です。湖からはタトラの山並みが見え、アルペン・ロマンを感じさせます。
ここもいくつかの登山ルートの入り口になっています。リフトで山腹まで行き、プレドネー・ソリスコ山(2117メートル)の山頂をめざしました。簡単な観光登山向けルートのはずですが、大きな岩でできた急な斜面をよじ登るようなところが何カ所もあり、難儀します。
途中、人だかりができているので、見てみると、断崖絶壁に小動物が歩いていました。シャモアというこの地域に棲息する独特の動物です。カモシカによく似た印象があります。
下山は歩いていきました。切り立った山が迫る絶景が広がります。高山植物が咲き乱れ、森がはじまるとキノコがたくさんありました。登山道はストゥルブスケー湖の湖畔に通じ、タトラの山並みを一望にすることができます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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