【ハンガリー】温泉の街ブダペスト
2012年1月 9日
ブダペストは温泉の街です。街の中心にいくつも温泉が湧いているのですから、温泉好きの日本人としてはついつい足を伸ばしたくなります。
ブダペストの温泉は、入浴しながらチェスを楽しむ人たちで有名なセーチェニ温泉が人気です。しかし、ぼくがいちばん好きなのはドナウ河畔、エルジュベート橋のたもとにあるルダッシュ温泉です。
湯温が低い温泉が多いなか、このルダッシュ温泉には42度という熱めの浴槽があるためです。またお湯は硫黄臭がして、かなりいい湯です。もともとは15世紀、ブダペストがオスマントルコに占領されていた時代にまでさかのぼります。独特のドームが目印です。2005年に全面修復され、いにしえの雰囲気を伝えつつ、とてもきれいな施設になっています。
もともとは男性のみ入浴ができましたが、いまは火曜日は女性専用日で、また土日は水着を着けての混浴日となっています。受付でお金を払ったあと、着替えをするための小さな個室に行きます。個室に空きがない場合は待ちます。マッサージをする場合は受付で時間の予約をします。雰囲気もあり、オススメの温泉です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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