【スロヴァキア】奇妙な冬模様
2012年2月20日
今年は、例年に比べ、なんだかとても変な冬になっています。春のような陽気がつづいたと思ったら、一転、厳しい冬に襲われました。
11月、秋の終わりころから気温が少しずつ下がり、「寒くなった」と感じました。しかし、12月になってもあまり気温は下がらず、雪も少し降る程度でした。
それが1月になってもつづいたものですから、「今年はこのまま春になるだろう」と噂しあったものです。
ところが1月半ばになって大寒波に襲われ、急に冷え込み、雪も降りました。気温もマイナス10?20度に冷え込み、凍死者も出たとのことです。
いまは少し持ち直しましたが、晴れていたと思ったら、突然、稲光が空で炸裂したかと思うと横殴りの猛吹雪となることもあります。
この時期、ヨーロッパを観光で訪れる方は天気予報に注意するとともに、気候の突然の変化にも対応できるようにしてください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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