【ミュンヘン】市場の美しい陳列
2012年4月16日
白ビール醸造所から地下鉄駅のあるマリエン広場に戻る途中、ヴィクトアリエン市場という市場があります。200年前の19世紀はじめまでさかのぼる、ミュンヘンでいちばん大きな市場です。
市場には大小合わせて150あまりのお店があります。屋外市場と、常設のお店が一体となり、市場らしい風景が広がります。野菜、お肉、お魚のほか、雑貨を売る店などもあります。
ぼくは市場が好きで、どこの街でもつい立ち寄りたくなります。そのなかでも、この市場ほど美しく陳列している店はないのではないかと思えるのがヴィクトアリエン市場です。食べ物に対する深い愛情を感じます。
市場で売られているものはスーパーのものよりも品質がよい分、値段も高め。旬のものだと、なかなか手が出ないのは日本も同じですね。市場の真ん中がビアガーデンになっているほか、魚屋さんはちょっとしたレストランにもなっていて、新鮮な魚料理を楽しめます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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