【ミュンヘン】ミュンヘン最古のビール醸造所
2012年4月23日
マリエン広場から目抜き通りをミュンヘン中央駅のほうに歩いていくと、一軒の大きなビアホールがあります。ビールを頼むと、コースターに1328年という醸造所ができた年が記載されています。日本がまだ鎌倉時代だった話です。
このビアホールは、そんな古い歴史をもつアウグスティーナー醸造所直営です。にぎやかなホーフブロイハウスに比べ、静かでおとなしい印象です。ビールや食事もおいしいです。雰囲気を楽しむホーフブロイハウス、味を楽しむアウグスティーナーという感じでしょうか。
ビアホールのなかは広く、いくつかの部屋があります。いろいろ覗いてみるとおもしろいでしょう。日本では「とりあえずビール」だったり、「ビールはのどごし」だったりしますが、ミュンヘンっ子たちはゆっくりビールを飲んでいる人が多いです。
ミュンヘンでビールを飲んだとき、試しに舌に残った味を試してみてください。ミュンヘンっ子に教わったのですが、ビールの味がよくわかります。「利き酒」ならぬ「利きビール」ですね。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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