【スロヴァキア】スピシュ城訪問 1
2012年11月19日
スピシュ城はスロヴァキアでもっとも有名な「観光名所」といってもいいでしょう。世界遺産として指定されるこの城は、中欧でもっとも大きな城のひとつに数えられるとともに、世界的に見ても美しい城と言われています。
スピシュ城は、スピシュスケー・ポドフラディエ(「スピシュの城下町」といった意味)という街にあります。電車かバスの便があります。バスはタトラの山並みを望むポプラッドから乗るのが便利でしょう。
スロヴァキアに残る多くの城同様、スピシュ城も廃墟です。当時の姿は見る影もなく、静かにたたずんでいます。もともとは13世紀に建てられた要塞でした。
増改築が進められ、ルネサンス様式の美しい改装が施されていたといわれますが、1780年に火災に遭い、以降、廃墟となりました。内部の見学も可能ですが、冬期は休館になっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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