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【スロヴァキア】日本人医師によるオペラの指揮

2012年12月 3日

 さる11月15日、スロバキア中部に位置する街バンスカー・ビストリツァの市立オペラ劇場で、福岡県の神経内科医、丸山俊一郎さんの指揮でプッチーニ作曲の『蝶々夫人』が上演されました。
slovakia_20121203.jpg 丸山さんは医師をやめる覚悟でベルリンに留学し、指揮を学んだという異能の人。これまでもコシツェなどスロヴァキアでの演奏活動をおこなっています。この日も日本人指揮者の演奏を堪能しようと、多くの市民が集まりました。
 
『蝶々夫人』といえば、日本を舞台にした作品。着物を羽織った歌い手たちが舞台に登り、和傘などの小道具を使って、日本的なものを演出します。カタカナやひらがなを使った舞台美術も現代的で、興味深いものがありました。
 
 丸山さんはとくに脳神経に関わる専門医。複雑な脳への関心と、分厚いオペラの楽譜が丸山さんの中で絡み合っているように見えました。緻密な指揮を表すかのように、指揮台に置かれた楽譜には、細かな書き込みがたくさんありました。音楽への情熱は高まるばかりだそうです。
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取材担当プロフィール

増田 幸弘

1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi