【トルコ】イスタンブールを楽しむ 5
2014年8月18日
魚介類の好きな日本人の多くがそそられるであろうトルコの名物料理に、ムール貝のピラフがあります。
「ミディエ・ドルマス」という名のこのピラフ、ムール貝の貝殻にご飯が詰めてあり、いかにもおいしそうに見えます。レストランで食べるというより、小腹が空いたとき、街角の小さな屋台で立ち食いするような料理です。
頼むと、レモンをぎゅっと絞ってくれるので、片方の貝殻をスプーン代わりに、口に入れます。一口サイズで、さながらトルコのお寿司というところでしょうか。魚屋にも売っていて、持ち帰りして、家で食べることもできます。
いくつかの屋台や魚屋で「ミディエ・ドルマス」を試してみたところ、味はそれぞれ。これはおいしいと思えるものもあれば、ご飯がべたついていたり。
街角で売っているのを見ると、衛生面で大丈夫かと感じてしまうでしょうが、あらかじめ料理してあるので、見かけたらぜひお試しあれ。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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