【トルコ】イスタンブールを楽しむ 6
2014年8月18日
イスタンブールの金角湾に、ガラタ橋と呼ばれる橋が架かっています。二階建てになっていて、一階部分はレストラン街、二階部分は道路と路面電車が通じています。
この橋の二階部分、釣り人が集まることで知られています。しかも肩と肩がぶつかるくらいの人が釣りをしているのですから、その光景はなかなかの圧巻です。
釣果を覗くと、イワシ、アジ、サバ、ボラの類で、小魚がほとんどです。大物を釣っている人は、見る限りはいませんでした。大きな魚が釣れたら、糸が絡まって、たいへんになるから、小物を狙うのが基本なのかもしれません。
やはり上手下手があるのか、たくさん釣れている人もいれば、あまり釣れていない人もいます。しかし、これだけの釣り人でにぎわっているわりに、夜のおかずくらいにはみんななりそうです。
仕掛けはサビキが多く、ムール貝やゴカイ類で餌釣りをしている人もいます。餌や仕掛け、水などを売る人もいて、橋はちょっとした社交場になっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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