【チェコ】ご馳走はスヴィチコヴァー
2014年10月20日
スヴィチコヴァーはチェコを代表する料理であり、ご馳走です。スロヴァキアでも一般的です。
このスヴィチコヴァー、牛のヒレ肉をクリームソースで煮込んだものです。結婚式をはじめとするお祝いの席でも食べられます。
日本だと地方ごとに名物料理があります。うどんのだし汁が関東と関西でちがうといった味覚の変化が地方によってあります。
しかし、チェコではどこでも名物料理はスヴィチコヴァーだといいます。地方ごとの特色はないのかと聞くと、クネドリーキと呼ばれる一緒に食べられるパン(茹でパン)にいくつかの種類があるというくらいです。
肝心のお味ですが、おいしいか、いまひとつか、極端にわかれる気がします。材料から煮込んでソースをつくるには手間暇がかかるため、市販のソースを使う店があるからです。安い店だと肉質もいまひとつです。
ぜひおいしいスヴィチコヴァーと出会ってください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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