【イタリア】ヴェネチアで出会ったウナギ
2014年12月15日
日本でのウナギの高騰ぶりには驚かされます。懐かしい味といって、気軽にうなぎ屋さんの暖簾をくぐれなくなりました。
そんなウナギを、イタリアのヴェネチアで食べました。レストランで食べると、姿焼きで20ユーロ(約3000円)というところです。天然物なので、日本に比べ、格安に感じます。
ヴェネチアでは、蒸さずにオリーブオイルで焼きます。皮がぱりぱりして、名古屋のウナギの印象に近いです。脂っこいかと思いましたが、意外にあっさりしていて、とてもおいしかったです。
付け合わせの黄色いのは、ポレンタです。トウモロコシの粉からつくるこのポレンタを、ヴェネチアではよく食べます。ポレンタ自体に味はそれほどしません。お餅感覚でしょうか。
ウナギのようなものを食べるには、やはり醤油が欲しくなります。旅先でも小分けパックしたものを持ち歩くと、いっそう楽しめるかと思います。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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