【ノルウェー】オスロ訪問5
2015年4月27日
オスロ・フィヨルドに突き出た小さな半島のようなところに、ヴァイキング船博物館があります。
日本でもよく知られるヴァイキングは、9世紀から11世紀にかけ、スカンディナヴィア半島あたりを拠点に、広く交易をおこないました。ときに略奪行為も働いたため、今日のヴァイキングのイメージができました。
博物館には、ノルウェーにあるフィヨルドで発掘されたヴァイキングの船が展示されています。船には発掘されたフィヨルドの名前がつけられています。
船を見て、その平たさに驚きました。水に沈む喫水部が浅く、水深がほとんどないところでも進めるつくりになっています。帆を張って進むことも、オールを漕いで進むこともできます。
こうした発掘を見ていると、ヴァイキングがどういう暮らしをしていたのか想像でき、広く知られているイメージとのギャップにおもしろみを感じます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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