【ノルウェー】オスロ訪問 8
2015年6月15日
バスに乗り、街の中心から少し離れた場所にあるノルウェー民俗博物館に足を伸ばしました。
この博物館は、中世のころからのノルウェーの建築が移築されています。広大な敷地に、年代ごと、あるいは様式ごとに展示されていて、人びとの暮らしぶりを変遷を垣間見ることができます。
森林国だけに、どれも木造の家ばかり。高床式になっていたり、人間の考える豊かさと共通性に思わず納得したりもします。
圧巻は1200年代に建てられたゴルスターヴ教会です。木造の大きな教会で、これも移築されたものです。もともとはオスロから200キロほど離れた村にありました。
博物館を併設していて、ノルウェーの歴史を概観することができます。子どもたちの遠足の場にもなっていて、とてもにぎやかです。
ミュージアムショップがなかなか充実していて、ノルディック・セーターをはじめとする質のよい毛織物もあります。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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