【日本】京都で考える国内旅行 2
2015年7月13日
普段の生活でなにげなく使いこなしている、さまざまな仕組みも、外国人にはむずかしいことがたくさんあります。
仕組みは次々に変化し、あるいは進化し、日本を少し離れているだけでも、わからなくなるほど、複雑です。切符の買い方、電車やバスの乗り方、乗り換えの仕方など、交通機関だけみても、わからないことだらけです。
わからないことがあれば、聞くしかないのですが、質問しようにも、肝心の聞く相手がいないのです。駅員とか関係あると思える人に尋ねても要領を得ず、スマホでなんとか自力で調べるしかないことも少なくありません。
その点、羽田空港の国際線ターミナルは、動線が案内カウンターを軸につくられていて、とても使いやすいものがあります。ユニバーサルデザインの考えにもとづき、あえてこのように設計されていると知ったとき、なるほどと思いました。
(写真=八大神社)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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