【オーストリア】完成間近のウィーン中央駅
2015年8月10日
ウィーン中央駅の工事がはじまったのは、2006年のことでした。大規模な再開発をともなう工事ということもあり、なにかと不便でした。
そのウィーン中央駅が、2015年になり、ようやく全容が見えてきました。10年がかりの工事となりましたが、東京・渋谷駅の混沌とした再開発とは比較にならないほど、使い勝手のよさそうな駅となっています。
ウィーンには、ウィーン・マイドリンク駅、ウィーン西駅、ウィーン・ミッテ駅と3つの大きなターミナルがありました。それに中央駅が加わり、4つになったわけです。
まだ駅は真新しく、フレッシュな印象があります。いろんなテナントが入っているので、電車の出発までの待ち時間も楽しめるでしょう。
ターミナル駅が4つあるので、ウィーンを旅する際はどの駅から出発するか、事前に確認したほうがよいでしょう。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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