【オーストリア】ウィーン土産の代名詞
2015年9月14日
ピンク色の包装が愛らしいマンナーは、おいしいことからウィーン土産の定番になっています。
シュテファン寺院の近くやウィーン中央駅に専門店があるほか、スーパーでも専門コーナーがあるほど、ポピュラーです。このマンナーはウェハースで、チョコレート味、ナッツ味、レモン味などがあります。値段もリーズナブルです。
ウィーンに限らず、ヨーロッパを旅していて、お土産選びがなかなかむずかしいと感じる人は少なくないのではないかと思います。日本のようなお土産文化がないことから、ほどよい値段で、ほどよい大きさで、それなりに見栄えのするものが見つからないからです。日本みたいな名物もあまりありません。
マンナーのようなものを見つけると安心してしまうのは日本人ならではでしょう。もっとも専門店ができるくらいだから、ヨーロッパの人たちもこうしたちょっとお土産を望んでいるのだと思います。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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